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ステップ 過払いストーリー 1.多重債務が財産に化けたケース

豪快な使いっぷりで、気づいたら・・・

Bさんは、52歳。中堅商社で営業部長を務める、熟年サラリーマンです。毎月平均65万円の手取収入があったので、家庭に45万円ほど入れ、残りは自分の小遣いにしてきました。仕事柄、お客さんと飲んだり、部下や友人と飲みに行くケースも多く、そういう場でつい自分の財布からおごってしまうこともあります。

足りない場合はカードを使い、ボーナスでその穴を埋める、というようなことをくり返してきました。その結果、大手の消費者金融5社から合計500万円を借りる状態になってしまいました。

消費者金融5社
借入先 取引年数 債務額
甲社 15年 200万円
乙社 14年 100万円
丙社 13年 100万円
丁社 9年 50万円
戊社 8年 50万円
合計 500万円

債務の額が増えるにしたがって、返済が苦しくなり、飲みに行く時も経費で落ちる範囲に抑えるようになりました。しかし、不況の影響で手取が10万円ほど少なくなり、子どもたちが私立大学に行って教育費にお金のかかる時期になり家計を削ってもらうのも難しいということで、債務整理を選択することにしました。

破産するしかありませんか?

当事務所に初めて来所された時、Bさんは返済に追われ、「破産するしかありませんか?」と質問されていました。500万円の返済はとてもできないので、破産するしかないと考えていたのです。そこで、「取引の履歴を見ないと何とも言えませんが、それぞれ取引期間が長いので任意整理で行ける可能性が高いと思います」とお答えしました。

いざ、取引の履歴を請求すると、多少時間はかかりましたが、各社から履歴が10年分は出てきました。そして、10年分の時点で戊社を除いて過払いになったのです。合計すれば、Bさんはもう返済する必要がなくなりました。

そして、ビックリ・・・

まず、金額の小さい丁社と戊社については、履歴が全部出ていますので、2週間程度で交渉が成立しました。その結果、丁社については5万円の過払金を入金してもらい、戊社については7万円を一括で支払うこととなりました。

交渉開始の時点で、甲、乙、丙については10年の開示から合計120〜130万円の過払金のあることが計算できました。しかし、実際の取引はそれ以上の期間行っていますので、本来の過払金はそれ以上あるはずです。

そこで、粘り強く交渉を行い、金額の上乗せを図りました。その結果乙社については、本人の記憶を元にした推定計算額の85%で交渉を妥結できました。戊社へは、この入金時期を説明し、その入金を待って支払いました。

甲社と丙社については交渉が決裂しましたので、本人の記憶を元に推定計算を行い、2社に対し合計約270万円の過払金返還請求訴訟を東京地方裁判所に起こしました。まず、口頭弁論の1回目が終わった時点で、丙社から50万円での和解を申し込まれ、訴額の9割になる53万円で和解しました。甲社も口頭弁論の2回目が終了した時点で全データの開示を行い、その9割で和解をできました。

消費者金融5社
借入先 取引年数 債務額 過払取戻額
甲社 15年 200万円 137万円
乙社 14年 100万円 62万円
丙社 13年 100万円 53万円
丁社 9年 50万円 5万円
戊社 8年 50万円 −7万円
合計 500万円 250万円

その結果、Bさんには多額の過払金が戻ることになりました。そして、「私は債務の返済に追われた惨めな立場だと思っていましたが、実はこんな財産を持っていたんですね!」とビックリされ、「世の中には長年多重債務に苦しんでいる方もいますが、過払金を取り戻せるということがどうしてみんなに知られていないんだろう」と不思議そうにおっしゃいました。

「いろんな理由があると思うのですが、消費者金融業者はマスコミにとって大事な顧客ですから、顧客に不利な情報を流しにくいのではないでしょうか」と申し上げると、「なるほど」と納得されていました。

二ヶ月ほど経ったある日、Bさんから電話がありました。何かあったのか?と心配したところ、「今日は私のことじゃなくて、友人のことなんですが、やはり私と同じように10年以上消費者金融に利息を払ってきているんです。私の話をしたら、ぜひ紹介してくれということだったので、電話してくれますか。マスコミは頼りにならないので、私が口コミで過払金のことを宣伝することにしました」と豪快な笑い声を上げていらっしゃいました。