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ステップ 過払いストーリー 2.完済した債務について取り戻したケース

幸せそうな家庭の影で

Cさんは、36歳。結婚して2児を育てる母親です。ご主人との仲もよく、周囲からは、何も問題のない幸せなご家族に見えます。実際、幸せな家庭を営んでいらしたのですが、一つだけCさんの気にかかることがありました。

Cさんは、上のお子さんが生まれた時に共働きから専業主婦に変わったのですが、奥様の働いて得ていた収入が減ったのと、やりくりにまだ慣れないのとで家計に不足が出てしまいました。

それを仕事をしていた時に作ったカードや消費者金融業者からの借入で埋めているうち、2社で150万円ほど借入ができてしまったのです。ご主人の収入で家賃を支払い、生活していくと150万円と言ってもなかなか返済できません。困ったCさんは、実家の母親に相談し、一括して返済してもらったのでした。

消費者金融2社
借入先 取引年数 債務額
甲社 7年 100万円
乙社 8年 50万円

これで、2社に対しては完済できたのですが、母親に対して返済する約束ができました。また、一時的にであっても、母親にお金を工面してもらったことで、Cさんはすまないという気持ちになりました。ですので、できるだけ早く返済したいという気持ちだったのです。

過払いの存在を知る

そんなある日、消費者金融業者、カード会社のどちらも利息制限法以上の金利を取っていて、年数が長いと過払いになるケースがあることを知りました。Cさんも7〜8年間返済に苦しめられてきましたので、普通に任意整理していれば、過払になっていたかもしれないと考えました。

ただ、完済してしまったので、この場合も債務を任意整理するケースと同じように過払金を請求できるのかどうか、それが心配でした。

インターネットで相談する先を調べたCさんは、当事務所に相談されました。それに対し、当事務所からは、完済していても請求権がなくなるわけではないこと、資料が残っていれば取り戻せる可能性が高いこと、資料がなくとも取り戻せる可能性があるとの回答を送りました。

借金できなくなる可能性はありましたが、Cさんは、今後のやりくりについて自分なりに自信がありましたし、50万円程度過払いになっている可能性があるという見込が立ちましたので、当事務所に依頼することにしました。

交渉、訴訟、そして約50万円が戻る

Cさんは、先に述べたとおり、2社から約150万円の借入があって、これを当事務所に依頼する2〜3ヶ月前に完済していました。甲乙とも完済時の領収書以外は証拠書類がなく、本人の記憶に基づいて取引を再現し、利息制限法にあてはめてみたところ、甲社が約50万円、乙社が約40万円の過払いがあると推定されました。

両社とも完済案件ということで取引履歴を開示してもらえなかったのですが、粘り強い交渉の結果、甲社については計算の約86%にあたる43万円を支払うという線で合意を結べました。

また、乙社は完済した債務だったことから強硬な態度を取り、交渉がまとまりませんでしたので、約40万円の過払金返還請求を裁判所に申し立てました。すると、乙社は当初の契約書や全ての入金についての領収書を提出して、みなし弁済を主張してきました。

これは結果的に取引履歴が開示されたことになりましたので、利息制限法に基づいて引き直しを行ったところ、正確には約29万3千円の過払いになりました。立証が難しいので、金融業者は口ではみなし弁済を言いつつ、実際の裁判上では立証しません。

しかし、乙社は膨大な領収書を使って、本気で主張してきました。そのため、当事務所も裁判上で争い、最終的には裁判所からの和解勧告があって、過払額の85%である25万円で和解しました。

消費者金融2社
借入先 取引年数 債務額
甲社 7年 43万円
乙社 8年 25万円

こうした結果、2社で合わせて68万円が戻り、私どもの手数料、訴訟実費などを除いて、約50万円をCさんにお戻ししました。Cさんとしては、お母様に早めに一部を返済をできたこともよかったのですが、金融業者の側が法律を越え不当に得ていた利益を戻してもらったことにも納得いくものがあったようです。

HPのストーリーにCさんの話を使いたいという話をしたところ、「過払いについて、もっと多くの人に知らせてほしいので、自分の件もどうぞ使ってください」と快諾してくださいました。