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ステップ 過払いストーリー 3.多重債務がなくなったケース

聞き取れないような声で

「もしもし…ちょっとお伺いしたいのですが…」 Aさん(42歳・男性)が私どもにはじめて電話相談をしてこられたとき、電話越しの声はどこかおどおどとしたような感じでした。

債務整理の相談を初めてするとのことだったので、緊張されていたのかもしれません。また当時仕事を解雇されたばかりで、だいぶ憔悴されていたようでした。小さな声で話されていたので、うまく聞取ることが出来ず、何度も聞きなおしたことを覚えています。

電話による相談では、相談された方の状況を把握する必要があるので、借入先や債務額、借入開始年月日、借入年数等をお聞きししていきます。電話で伺ったAさんの債務状況は次のようでした。

債務総額 450万円
借入先 消費者金融7社
取引歴 A社 10年以上
B社 10年以上
C社  7年
D社  5年
E社  6年
F社  8年
G社  1年

一般的には、ある貸金業者と10年以上取引がある場合、利息制限法を超える利息を払いつづけることになり、過払い金が発生する可能性が非常に高くなるといわれています。

そのためAさんの場合、これまでの全取引を利息制限法によって引きなおすことにより、過払い金が発生し、全債務がゼロもしくは、ゼロになった上払いすぎた利息を取り戻せる可能性がありました。更に詳しく内容を把握する必要があるので、1度私どもの事務所に来所していただくことにしました。

計算の結果は・・・?

後日Aさんが来所された際に、利息を払いすぎている可能性があるとのお話をさせていただきました。ただし、取引状況いかんによっては債務が残ることもあるので、取引状況を確認の上、利息制限法による引き直し計算の結果を待つ必要があるともお伝えしました。

債務整理の手続きに入ってから2ヵ月後、全貸金業者からの取引明細を受領し、利息制限法による引き直し計算の結果、Aさんの債務状況は次のように変わりました。

債務総額 −3万円
債務額 A社  −95万円
B社  −85万円
C社  −21万円
D社  41万円
E社  19万円
F社  78万円
G社  20万円

総額で450万円あった債務が、利息制限法による引き直し計算の結果、トータルで3万円の過払い金となったのです。しかしあくまでこれは計算した結果であって、各貸金業者との和解が成立したわけではありません。

交渉が終わって

その後の和解交渉において、過払い金返還交渉には多少の時間がかかる点を考慮し、まず残存する4社分の債務について、毎月約4万円の40回払いという和解を成立させました。これについてはAさんと相談し、収入に応じた無理のない返済計画とすることが出来ました。

Aさんの返済が始まってからまもなく、過払い金が発生していたA社につき76万円、B社につき68万円、C社につき16万5,000円で和解が調いました。3社についての過払い金を取り戻し、順次債務を一括返済していった結果、Xさんの手元には2万5,000円が残ることになったのでした。

債務整理の手続きがすべて終了して、Aさんからお礼の電話をいただきました。「債務がなくなる可能性があるとは聞いていましたが、債務がなくなった上におつりまできた」とXさんは大変喜ばれ、その声は別人かと思うくらいでした。

債務整理開始後に新たな就職先を見つけられたようで、借金に関する悩みはすっかり消え、現在の悩みは結婚相手を見つけることだそうです。